中岳・星生山 2015.5.25

なかだけ・ほっしょうざん・1791m・1762m(大分県竹田市・九重町)



丹沢山
中岳

歩行距離 10.2km
所要時間 6時間55分
累積標高差 (+) 740m  (-) 740m
コース 牧ノ戸峠08:35 → 沓掛山09:00 → 扇ヶ鼻分岐10:00 → 久住分かれ10:35  → 中岳11:35 →
久住分かれ12:50 → 星生山13:50 → 扇ヶ鼻分岐14:00 → 沓掛山 → 牧ノ戸峠15:30 




今回の休暇中2回目の3泊4日の旅に出る。初日は九重山群東側の黒岳を白水鉱泉側から登ろうとしたが、あまりの険しさに前岳まで来たところであえなく敗退する。2日目は傾山を冷水コースから登る。急登や岩場が続く久々の難コースで鍛えられる。3日目の今日は、九州本土の最高峰である九重連山の中岳(1791m)に登ることにする。その後久住山かあるいは星生山に登ろうと思う。牧ノ戸峠の駐車場に車を置き出発する。日曜日ということもあり、駐車場はほぼ満車状態だ。今日は快晴で日差しが強いので暑くなりそうだ。

沓掛山を越え、起伏の少ない牧ノ峠峠コースを行く。登山道は沢山の登山者で賑わう。ミヤマキリシマはまだあまり咲いておらず6月初旬が見頃のようだ(後で聞いた話によると、今年はシャクトリ虫の大発生で全滅に近い状態だそうだ。)。扇鼻分岐を越え広大な西千里浜に入ると前方に久住山の雄大な姿が見えてる。この景色は素晴らしいと思う。やがて岩場になり左手に岩がごつごつした星生崎が上から迫る。岩が今にも落ちてきそうだ。ここで地震でも遭えば怖いことだろう・・・。

岩場を越え眼下に避難小屋と久住分かれが見えてくる。久住分かれからガレ場を登り、空池のそばを通り御池ぞいに中岳に向かう。 中岳と天狗ヶ城の分岐を右に折れ、目の前に中岳を見ながら登る。20名程度の中高年グループに道をゆずりその後について行く。振り返れば御池と九重連山の雄大な景色が広がる。ペースを守りついに中岳山頂に立つ。今日の視界は抜群で大船山、平治岳、三俣山と坊ガツルの雄大な景色が広がる。素晴らしい景色を見ながら山頂で昼メシを食べる。至福の時だ。これだから山登りはやめられない。

前回2011.7.08に久住山に登ったが、ガスで視界が悪く山頂から周囲の景色は何も見えなかった。もう一回久住山に登り、山頂からの景色を堪能したいものだが、すでに一回登っているので迷った末、まだ登っていない星生山経由で下山することにする。久住分かれからガレ場と岩稜伝いに歩く。登山道沿いには沢山のイワカガミが咲いている。右手に大きな三俣山と硫黄山の荒涼とした風景、左手に広大な西千里浜を見ながら星生山山頂に向かう。そういえば少しだけ硫黄の臭いがする。喘ぎながら岩場を登り切り星生山山頂に達する。

星生山から下山開始。右手に泉水山、涌蓋山、万年山等の山々がよく見える。岩場を越えると溝のような狭い急坂を下り扇ヶ鼻分岐まで下りてくる。岩の上に座り小休止していると、感じのいい中高年夫婦が話しかけてくる。長崎か来たそうだ。時々青春18キップを利用して旅に出るそうだが、ホテルは駅のそばに泊まらなければならない・・・など、旅の経験談を聞く。萩から来たというと、今放送されている大河ドラマ「花燃ゆ」のおかげでいつも少し驚かがられる。旦那さんは優しそうな人だ。仲が良さそうで羨ましい。長々と話をして再び歩き出す。今日は予想通り気温が上がり水の消費がいつもより多い。担いできた合計2リッターの水も無くなりそうだ。

長い稜線を下り切り、無事牧ノ戸峠まで戻ってくる。すぐに売店でソフトクリーム買い暑さをしのぐ。うめー〜!!今から道の駅いんないまで移動し車中泊する予定だ。近くの院内妙見温泉の露天風呂に入る。




丹沢山
牧ノ戸峠の駐車場に車を置き出発する。
丹沢山
牧ノ戸峠
丹沢山
コンクリートの道を登って行く。
丹沢山
駐車場の目の前に登山口に入る。
丹沢山
丹沢山
丹沢山
沓掛山の稜線を越えていく。前方に星生山が見える。
丹沢山
扇鼻分岐を過ぎ西千里浜を歩く。前方に久住山が大きく迫る。

丹沢山
避難小屋のある窪地に出る。
丹沢山
星生崎?岩がせり出し落ちてきそうだ・・・。
丹沢山
バイオトイレのある避難小屋
丹沢山
久住分かれを通過する。
丹沢山
久住分かれを過ぎたあたりで三俣山を見る。
丹沢山
御池沿いに中岳を目指す。御池越しに鬼ヶ城(1780m)を見る。
丹沢山
中岳」山頂は目の前だ。
丹沢山
ついに九州本土の最高峰・中岳(1791m)山頂に立つ。
丹沢山
昼メシは、おにぎりとカップラーメン。
丹沢山
中岳山頂から坊ヶツル、大船山(右)、平治岳(左)を見る。
丹沢山
中岳山頂から坊ヶツル、三俣山(左)を見る。
丹沢山
中岳山頂から坊ヶツル、大船山(右)、平治岳(中)、三俣山(左)を見る。
丹沢山
中岳下山時、天狗ヶ城、御池、扇ヶ鼻を見る。
丹沢山
復路は、久住分かれより星生山を目指す。
丹沢山
マイズルソウ?
丹沢山
岩稜の先に星生山山頂が見える。
丹沢山
星生山山頂は目の前だ。
丹沢山
岩稜にはコイワカガミが群生している。
丹沢山
コイワカガミ
丹沢山
星生山山頂(1762m)に立つ。

ハルリンドウ?

・・・
丹沢山
飯田高原を見る。

丹沢山
星生山附近の稜線から黒岩山(1502.6m)と涌蓋山(1499.5)を望む。

丹沢山
星生山の稜線から西千里浜と扇ヶ鼻(1698m)を望む。


☆九重連山山のパノラマ(写真をクリックすると拡大写真が出てきます。)☆


丹沢山
久住高原より阿蘇五岳を見る。

丹沢山
久住高原より九重連山を見る。

丹沢山
沓掛山付近より牧ノ戸峠と合頭山付近を見る。

丹沢山
沓掛山付近より牧ノ戸コースの稜線と星生山を見る。


丹沢山

牧ノ戸コースの稜線から飯田高原と由布岳を見る。

丹沢山
久住別れを過ぎたあたりで三俣山を見る。

丹沢山
空池付近から天狗ヶ城を見る。

丹沢山
空池付近から星生山を見る。

丹沢山
空池付近から星生山と扇ヶ鼻を見る。

丹沢山
御池から天狗ヶ城を見る。

丹沢山
中岳山頂から坊ヶツル、平治岳、大船山を見る。

丹沢山
中岳山頂から三俣山、坊ヶツルを見る。

丹沢山
星生山の稜線から三俣山を見る。

丹沢山
星生山の稜線から黒岩山と泉水山の稜線、涌蓋山を見る。




■ HOMEへ戻る

総合登山記録  山口県の山  中国百名山 九州百名山  四国百名山  日本百名山   関東の山 南アルプス 屋久島縦走    
航海記録  旅の記録  海の風景・ギャラリー  沖縄  山で見た花


Copyright(c)2014 軽きゃんぱー里山放浪記. all right reserved.